訪問マッサージと訪問リハビリの違い

超高齢化社会を迎えている日本社会。最近は、長期間の入院はせず、極力自宅で療養する場合も多く、筋肉が落ちてしまい日常生活に支障をきたさないためにも、訪問マッサージや訪問リハビリを利用する人も増えています。

訪問マッサージと訪問リハビリ、この違いをはっきり分かる人はどれくらいいるでしょうか?同じように見えて実は大きな違いがあるのです。

ここでは、訪問マッサージと訪問リハビリについて、それぞれのメリット、デメリットを含めて解説していこうと思います。

「布団の上に横になった老人の枕を直す女性介護士」の写真[モデル:まーちゃん yumiko]

訪問マッサージについて

目的は?

筋力の維持や向上を目的としており、 関節可動域の維持や拡大、むくみやしびれがある人のための血液やリンパ液の循環の改善を図ります。

保険は?

医師から診断書をもらっている人は医療保険が適応できる場合があります(保険適応のマッサージ店のみ)。

ただ、介護保険は対象外です。

メリットとデメリット

出張マッサージ店なども増えてきており、比較的スケジュールが自分の予定で立てやすいメリットがあります。デメリットとしては、介護保険が適応外のため、診断書がない(例えば加齢による体力低下など)の場合、自費となる可能性もあります。

訪問リハビリについて

目的は?

要支援・要介護者が在宅で日常生活を送るために、身体の機能の回復や維持する機能訓練です。

保険は?

要支援・要介護者指定を受けている介護保険が対象。

また、「厚生労働省が定める疾病等」に該当する場合は医療保険が適応。

メリットとデメリット

医療行為を行える理学療法士がリハビリを行うので、医師の指示のもと的確な運動機能訓練が行える可能性が高いメリットがあります。

デメリットは、 要支援・要介護者でないと介護保険適応ではなく、また整形外科と連動していることが多いので、スケジュールに制限があり、適度に通院も必要になることが多い。

気軽に試してみて出張マッサージ

別に医者から診断書をもらうような病気ではないものの、腰がどうしても痛かったり、膝が思うように動かないなど困っている人も多いものです。

酷い場合はきちんと病院で原因を突き止めなくてはなりませんが、単に老化で関節や軟骨のすり減りによって痛みが生じている場合は筋肉をつけるのが最善です。

静岡のラ・クールのような出張マッサージを行っているお店も全国に広がっていますので、まずは出張マッサージで体が改善できないか気軽に試してみるのも良いでしょう。

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