そもそも何故腰痛になるの?③

一度腰痛になってしまうと、生活が一変してしまうと言っても言い過ぎではないほどです。

何をするのも億劫になってしまい、プライベートの予定を立てづらくなってり、仕事まで支障をきたしてしまったら大変です。

そこで、悪化して酷くなる前に、腰痛にそもそも何故なるのか探っていきましょう。

④腰椎椎間板ヘルニア

もともとは60代以上の高齢者に多い病気でしたが、近年は20~40代などの比較的若い世代でも起こりやすくなっています。

正常の時は、椎間板の場合にはその後にある神経は自由に動くことができます。体の曲げ伸ばしをした場合でも問題なく神経はスムーズに滑ることができます。

椎間板ヘルニアになりますと、後方にある神経は圧迫されて上下に動くことができなくなってしまいます。

椎間板ヘルニア の特徴としては、どちらか片方のお尻や足に痛み・しびれが出ることです。

こちらは病気なので、完治するには手術などの治療が必要です。ただ病院に行ってもすぐに手術ということは稀で、 痛み止め、外用剤、ブロック注射、コルセット、リハビリ、牽引など保存的治療法で様子を見る場合が多いです。

⑤腰部脊柱管狭窄症 

腰にある椎間板、靭帯、関節が老化により変形・肥大し、脊髄などの神経の通り道(脊柱管)全体が狭くなるために起こります。

ほぼ発症するのは高齢者で、若い人ではほぼ見られない老化による病気となります。

症状としては、腰痛に加えて、 お尻の痛み、足の痛み・しびれや、長い距離を歩くと足が痛くなるなどがあります。

椎間板ヘルニア同様、完治のためには整形外科での診断、治療が必要ですが、手術はリスクが高い(QOLが落ちる)などもあり、保存的治療になる場合がほとんどです。

⑥圧迫骨折

こちらも老化によって発症してしまうもので、激しい運動など腰に酷い負担をかけていなくても、いわゆる経年劣化のごとく、圧迫骨折を起こしてしまうことがあります。圧迫骨折の場合、耐えがたい激痛が生じてしまいます。

圧迫骨折での腰痛は、 骨を強くする注射、内服、コルセットなどの適切な治療とリハビリで元通り普通に歩けるようになります。

⑦骨の化膿による炎症

老化や糖尿病の場合に、稀に腰の骨が化膿して痛みを発症します。(化膿性脊椎炎)。この場合、腰痛に加えて発熱する場合がほとんどです。

抗生剤によって化膿を原因となっている菌を抑える保存治療となります。

病気の場合は病院へ!痛みを和らげるだけならマッサージへ

今頁で紹介した④~⑦の腰痛の原因は、基本病気となるため、整形外科などの病院に行き、レントゲンやMRIでしっかり原因の解明、治療をする必要があります。

ただ整形外科など病院に通院すると、数時間待たされる1日潰れるようなこともたびたび。保存的治療となった場合は、筋肉の疲れも併発している場合が多く、マッサージで一時的でも痛みが和らげることができる場合もあります。

多くのマッサージ店では完全予約制で、仕事などで忙しい人でも時間を合わせて施術が行えるので時間がなくても安心です。

静岡の ラ・クール のように出張マッサージを行っているようなマッサージ店を見つけて、自分の生活に合わせてマッサージを行うのも賢いやり方ですね。

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